スリランカでの1週間ワーケーション:デジタルノマドにおすすめの過ごし方

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インド洋の真珠とも言われるスリランカ、その中でも南部の人気ビーチ都市、ミリッサで1週間ワーケーションをしてきました。デジタルノマド生活や海外でのワーケーションに興味ある方向けに詳しく紹介しているのでぜひ最後までお読みください!

ゆったり派のデジタルノマドにピッタリの隠れた楽園:スリランカのミリッサとは?

スリランカの地図

スリランカのミリッサは、コロンボから南へ約150kmの場所にあるビーチ都市で、列車、バス、タクシーなどが利用可能で、所要時間は約2.5~3時間です。

シーズン中には、ホエールウォッチングやドルフィンウォッチングが盛んで名所として知られています。

Megumi

ノマドに人気のビーチ都市と言えば、インドネシアのバリが有名ですよね。私も2年前にバリでワーケーションを楽しんだのですが、こちらはバリと比べると開発が遅れていて、のんびりした印象でした。

他の外国人滞在者にも話を聞きましたが、発展したノマド都市よりもローカルで静かな場所で過ごしたいという理由で訪れている人が多かったです。

スリランカの風景

ワーケーション先にスリランカを選んだ理由とその魅力

スリランカの風景

スリランカは、数多くの世界自然遺産を持つ国として知られています。その中でも特に有名なのがシギリヤロックと、車窓から美しい茶畑を見ることができる鉄道です。これらの自然や文化に興味があったことと、近年では欧米の旅行者にも人気が高まり、インフラが整備されてきていることから、今回のワーケーション先に選びました。

もっと時間があれば山岳地方に滞在したり、トレッキングにも挑戦したかったです。

スリランカ・ミリッサでの仕事環境をご紹介

ミリッサはそこまで開発が進んでいないため、コワーキングスペースはありません。ただし、おしゃれなカフェやホステル併設のカフェなど、仕事ができる場所には色々と選択肢があります。

仕事場所①:滞在先のホステルの個室

スリランカのホステルの個室でのミーティング

ネットも安定していて、静かに話せることからミーティングはホステルの個室で行っていました。窓からはよくお猿さんの集団を見ることができて、微笑ましい光景に癒されていました。

仕事場所②:カフェ

スリランカのカフェ

カフェでのインターネットの強さは、ミーティングをするには少し不安定でしたが、集中して一人で作業をする分には十分でした。そのためミーティングがある時にはホステルに戻って行っていました。

カフェについては、1杯のコーヒーだけで長時間滞在できる場所が多く、あまり混雑していない点も快適でした。ローシーズンだったこともあり、人が多すぎず適度ににぎわっている状況で、仕事もしやすかったです。

スリランカのカフェで仕事

ただし、10月以降は観光客が増えかなり混雑すると聞いているので、訪れる時期には注意が必要です。

スリランカワーケーションでのおすすめの1日の過ごし方

スリランカの魅力の一つは、日本との時差がわずか3.5時間という点です。そのため、日本時間で働く必要がある場合でも、朝6時頃からスタートすれば無理なく対応できます。

仕事とアクティビティをうまく組み合わせて、シュノーケリングやビーチ散策、アーユルヴェーダ(インド・スリランカで生まれた世界最古の伝統医学)のマッサージなどを楽しむことができます。

1日の過ごし方の例 ①

6:00 起床

7:00 仕事スタート

12:00 自炊してランチ

13:00 午後はカフェで集中作業

16:00 仕事を終えて、ビーチを散策

18:00 アーユルヴェーダマッサージでリラックス

19:30 ビーチ沿いのカフェ&バーでビールを飲みながらディナー

22:00 就寝

アーユルヴェーダマッサージのメニュー・ ビーチ沿いのカフェ&バー

1日の過ごし方の例 ②

4:30 朝日を見にココナッツツリーの丘へ散歩

6:00 仕事スタート。午前に大体の仕事を終わらせる

12:00 カフェで軽めのランチ

13:00 シュノーケリングを楽しむ

16:00 仕事のメールチェックで仕上げ

17:00 夕飯を済ませて、ホステルのみんなとガーデンパーティへ

ココナッツツリーの丘

どちらのスケジュールも、仕事とリフレッシュをバランスよく取り入れています。スリランカのゆったりした雰囲気を活かしながら、効率的に1日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

スリランカのミリッサで滞在した宿は

スリランカ・ミリッサの宿

今回は1週間の短期滞在だったこともあり、Booking.comで見つけたホステルの個室にしました。これが大正解!共有エリアはめちゃめちゃチルな雰囲気で仕事の後に他の宿泊客やホテルのオーナー(同年代でフレンドリー)と一緒に飲んだり話したり交流を楽しめました。

スリランカ・ミリッサの宿のキッチン

自炊は半屋外のキッチンで可能です。ただし、衛生面が気になる人には合わないかもしれません。滞在中には子猫が突然現れて、可愛くご飯をねだられるなんて場面も。

滞在中、他の宿泊客の誕生日パーティがあり、みんなで海沿いの屋外バーへ行くという思い出深いひとときも体験できました。

スリランカ・ミリッサの野外バー

ミリッサの移動手段は?

ミリッサでは、大都市コロンボなどで利用できる配車アプリ「PickMe」はほとんど機能しません。そのため、基本的には徒歩か、道端にいるトゥクトゥクと金額交渉をすることになります。

交通手段のポイント

・金額交渉が必要
トゥクトゥク運転手は、外国人にはやや高めの金額を提示してくることが多いです。交渉に時間や労力を使いたくなかったので、できるだけ徒歩で移動するようにしていました。

・知り合い経由の信頼できる手配
屋外バーに行った際は、ホステルのオーナーが知り合いのタクシー運転手を手配してくれました。知り合いを通すと、適正な現地価格で利用できることが多いです。

・都市間の移動
ミリッサから他の都市へ移動する際は、バスが通っていますが、タイムスケジュールが不明確でやや不便です。そのため、私は事前にWhatsAppで予約可能なタクシー会社を利用していました。この方法だと、時間に縛られずスムーズに移動できるので忙しいノマドにはおすすめです。

スリランカのメリッサの物価や治安は?

食費

・自炊
自炊をすればかなり安く抑えられます。地元のマーケットで食材を購入すれば、コストを大幅に削減可能です。

・レストラン

スリランカ・ミリッサの食事

ミリッサには西洋人向けのおしゃれレストランが多く、その価格帯は日本とほぼ同じくらいです。ただし、スリランカカレーやスープなどのローカルフードなら、手頃な価格で絶品の本場の味を楽しめます。

・おしゃれカフェ

スリランカ・ミリッサの西洋人向けレストラン

パンケーキなどヨーロッパ風の料理も提供されていますが、味のクオリティはそこそこ。ローカルフードに比べるとコストパフォーマンスは劣る印象です。

宿泊

今回はシャワー付きの個室でしたが、5泊で9,759円、1泊2,000円以下で抑えることができました。
コロンボなどの都市は少し値段はあがりますが、全体的に宿泊費はかなり抑えることが可能です。

治安

ミリッサは観光地としても比較的安全で、特に大きなトラブルもなく滞在できます。ただし、観光地価格が適用されることが多いので、料金交渉や確認は必要です。夜間の移動は少し注意が必要ですが、基本的にはリラックスして滞在できる環境です。

ネットワーク・コミュニティ

スリランカ外国人向けのFacebookグループのコミュニティ

ミリッサ滞在中、他のデジタルノマドや外国人(エクスパット)と交流したいと思い、MeetupやHangoutを試してみましたが、残念ながら何も見つかりませんでした(笑)。ミリッサは小さな街のため、特に団体が主催するようなイベントはほぼ皆無です。

ただ、スリランカ全体では2.8万人が参加する外国人向けのFacebookグループのコミュニティがあり、ミリッサでの交流を探している人もいたので、このグループ内で自分の滞在スケジュールなどを公開して「気軽にDMしてね」など入れておき、連絡を待つのはありです。

ミリッサでの1週間を振り返って

ミリッサでの1週間は、自然豊かな環境でリラックスしながら、仕事とリフレッシュを両立できる貴重な時間となりました。アーユルヴェーダやビーチ散策といったアクティビティだけでなく、地元の人々や他の旅行者との交流を通じて、ミリッサの魅力をより深く感じることができました。

一方で、街自体が小さいため、設備や移動手段に関して少し不便を感じる場面もあります。しかし、その不便さも「ローカルでの生活を体験している」と思えば楽しめるポイントの一つです。

週末の観光に関してはMegumiの個人ブログで紹介しているのでそちらも合わせてスリランカワーケーションを思いっきり満喫してください!

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この記事を書いた人

外資系マーケター。ヨーロッパのテック企業でのフルリモート業務をメインに、アメリカや日本クライアントの仕事もしています。旅好きで渡航国は50カ国以上。趣味はダンスとダイビング。