英語スキルを活かすことで、フリーランス生活はより豊かになります。自由な時間と自由な場所で仕事ができ、パソコン一台で世界中の人と仕事ができます。
本記事では、英語力を活かしてフリーランスとして成功するための具体的な方法について考察します。
英語力を活かすフリーランスのための戦略は、専門知識の習得からマーケットの選定、そして提案書やコミュニケーションスキルまで幅広くカバーします。これらのポイントを押さえ、英語力を活かし、フリーランスとして成功する方法を探っていきましょう。
フリーランスにとっての英語力の重要性を理解する
英語力を活かすことで、グローバルな仕事の機会が広がるだけでなく、高単価の案件にもアクセスできるでしょう。大幅な年収アップも夢ではありません!
①コミュニケーション
フリーランスで英語ができると、大切なクライアントとのコミュニケーションが円滑になり、信頼関係を築くことができます。英語力がないと、フリーランス案件のプロジェクト内容、要件、注意事項などを正確に把握できません。英語力を持つことで、プロジェクト内容を確認できたり、誤解を防ぐことにもつながります。
②プロフェッショナリズム
フリーランスとして英語力があると、プロフェッショナルさを示せます。案件によっては、チームでのやり取りや報告書の作成、会議などで正確で適切な英語が求められるケースもあります。レベルの高い仕事案件を獲得するには、英語力はものすごく重要です。
③ネットワーキング
英語力があればフリーランス同士との交流やほかのプロフェッショナル・専門家とネットワークを築くのに役立ちます。国際的なイベントやオンラインネットワーキングプラットフォームを利用して、さまざまなバックグラウンドを持つ人とつながることができます。
フリーランスとして高い英語力を持つメリット
フリーランスとして高い英語力を持つということは、自分を売り出せるマーケットが広がるということです。
英語力が堪能なフリーランスなら、高単価の海外案件にアクセスでき、競合がまだ少ない中でたくさんの案件を獲得できるチャンスがあります。
実は日本語を使った翻訳やナレーション、吹き替えなどの案件は、海外のクラウドソーシングで多く見かけます。海外向けに営業する人は少ないので、グローバル市場は私たちにとってブルーオーシャンなのです!また、支払いをドルで受け取れたりもするので、今なら外貨で稼ぐことも可能です。
英語で以下のことができれば、フリーランスとして成功する確率は何倍にもアップするでしょう。
- 海外のプラットフォームを使う
- フリーランスの海外案件さがし
- 英語の履歴書を送る
- 出稿者にコンタクトをとる
- 面接をする
- 仕事の質問をする
- クライアントとメッセージを送りあう
- 仕事を納品する
英語力の低いフリーランスが直面する共通の課題
英語力の低いフリーランスなら、こういった問題に直面します。
- 英語で連絡とるのがおっくう
- ビジネス英語を話せない、恥ずかしい
- わからない単語が多くて仕事内容を正確に理解できない
- Proposal(提案書)の書き方がわからない
- 英語の職務経歴書の書き方がわからない
- 海外のクラウドソーシングサイトの使い方がわからない
まずは自分の英語力に自信を持つことから始めましょう!フリーランスとして英語力が低いと、なかなかビジネス英語の世界に足を踏み出せません。そのためには英語力を向上しなければなりません。
フリーランスとして成功するための英語力向上
フリーランスとして英語力を向上するためには、まず自分の英語力を把握する必要があります。
- TOEICや英検に例えると自分は今どのレベルにいるのか
- 英語で読み書きはどれくらいできるのか
- 英語のリスニングで何%くらい理解できるのか
- 英語でどのくらい会話できるのか
これらを把握してフリーランスとしてどの程度の英語力があるのかを認識しましょう。加えて苦手分野はどこなのか、何を強化する必要があるのかが分かれば、効果的に英語力を向上できます。英語を自由に操れるフリーランスを目指して、英語力を向上してみましょう。
英語力向上のためのツールとリソース
フリーランスの英語力向上に最適なツールは以下のようなものが挙げられます。
Duolingo: 楽しく言語学習ができるアプリ。ゲーム感覚で単語や文法が学べて、ビジネス英語のコースまであります。長続きしやすい学習アプリだと思います。
Memrise: 単語やフレーズを覚えることに特化したアプリ。リアルな発音を聞いて学習に取り入れることができます。目と耳から覚えることができます。
英語アプリ mikan: TOEIC、英検の人気教材が含まれたゲーム感覚のアプリ。無料なのに6万を越える単語にアクセスでき、リスニングもマスターできます。中学英語、大学入学共通テスト、IELTS、GTEC、GREなど豊富な学習コースがあります。
HelloTalk: 言語交換アプリで、ネイティブとチャットを通じて交流することができます。まるで言語学習のSNS!例えば、英語で投稿した文章をほかのユーザーに修正してもらったり、英語の質問に答えてもらったりすることができます。
Audible: オーディオブックを購入したり、無料で読んだりできるアプリ。英語学習のための専門的なコースや教材も提供しており、実用的な会話やリスニングのためにも使えます。ネイティブによる朗読があったり、中には著者や有名人自身が朗読しているオーディオブックも!
TED Talks: さまざまなトピックに関するプレゼンテーションが視聴できます。YouTubeからでも視聴できます。リスニングを高められるだけでなく、知識も深められるので一石二鳥!新しい表現の学習、プレゼンスキルの学習にも役立ちます。
POLYGLOTS: リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの全てを強化できる学習プラットフォーム。AIを搭載しているので日々の学習カリキュラムを自動で生成してくれます。会話スクリプトはネイティブのよく使う表現がまとめられてます。ライティング添削機能もあるので、先生に依頼すれば英文で書いたコメントを添削してもらえます。
コミュニケーションとライティングスキルに自信をつける
実際、フリーランスとして英語で仕事するなら、英語力を向上するだけでなく、自信をもって英語を活かせるようにしなければなりません。
積極的にコミュニケーションをとることが重要です。たとえ自分の満足のいくレベルに英語力が到達してなくても、間違えることを恐れず、思いつく限りの英語で踏ん張りましょう。始めは流暢に話せなくても大丈夫!結局のところ、場数を踏まなければ上達はできません。
ボディランゲージは効果的!
英語で考えを伝えるのが苦手なひとは、ボディランゲージを取り入れてみましょう。頭の中を整理できるというメリットもあるので、表情やジェスチャーを意識的に使うのもおすすめです。TED Talksなどのプレゼン動画からボディランゲージを学びましょう。
ライティングスキルに関しても同じです。自信をつけるためには、英語でできるだけアウトプットをする必要があります。上のツールやリソースで書いた通り、POLYGLOTSなら英文添削を依頼できます。
ほかにもオンライン上であらゆる添削サービスがありますので、フィードバックをもらってライティングを向上させましょう。フィードバックは英語力を高め、フリーランスとして活躍するためにも欠かせない要素です。他人の意見や提案は素直に受け入れるようにしましょう。
英語力を活用したフリーランス・サービスを準備
英語力を活用してフリーランスの営業を行っていきましょう!海外案件の獲得へ向けて以下のステップを踏むとスムーズに始められます。
スキルの特定
まず、自分の得意なスキルや専門知識を特定しましょう。英語力を活かしたエンジニアリング、動画編集、SNSマーケティング、営業サポート、事務サポートなど、アピールできるスキルを特定します。
マーケットリサーチ
フリーランスサービスを提供する際は、英語を活かした仕事の中で、需要のある分野やニーズを把握することが重要です。市場動向をリサーチして市場を把握しましょう。
職務経歴書・ポートフォリオの作成
英文の職務経歴書やポートフォリオは、フリーランスとして英語でキャリアを築くために必要です。日本と違ってデザインも多種多様なので、自分なりの工夫でオリジナルに作成しましょう。
デザインや書き方に迷ったら、Canvaの「職務経歴書」「ポートフォリオ」の無料テンプレートをダウンロードして活用するのもおすすめです。
ポートフォリオには、過去の仕事やプロジェクト、スキルをまとめましょう。画像は目を引き付ける効果があるので貼り付けましょう。これにより、クライアントに自分の実績や能力をアピールできます。
オンラインプレゼンスの構築
英語を活かしたフリーランサー必見!LinkedInは、Facebookの仕事版のように使えて、さまざまな業界の人やフリーランスの人とつながれるのでアカウントを作っておくことをおすすめします。LinkedInや専門的なポートフォリオサイトを活用して、オンラインプレゼンスを構築しましょう。オンライン上で検索されやすくなり、クライアントからスカウトメッセージが来ることも!
フリーランスプラットフォームの登録
フリーランスプラットフォーム(Upwork、Fiverrなど)に登録して英語プロフィールを作成しましょう。これは潜在的なクライアントとの繋がりを作りやすくします。
Upworkは世界シェアNo.1のクラウドソーシングサイトです。Connectsというコインの枚数に応じて好きなだけ案件に応募することができます。興味がある案件にメッセージとCV(カバーレター)を送る仕組みになってます。タイムトラッカー付きなので、時給ベースのお仕事を依頼をされることもあります。
Fiverrはデザインや翻訳、ボイスオーバーなど、職人系の仕事が多いクラウドソーシングサイトです。自分のサービスをパッケージにして販売することができるので、日本のココナラみたいなイメージです。こちらもフリーランスと海外クライアントとの間で英語のやり取りが発生します。
他の英語堪能なフリーランサーとのネットワーキングとコラボレーション
英語を活かしたフリーランスキャリアを築くときにあると良いものは、ネットワーキングとコラボレーションです。LinkedInを通して繋がったり、SNSで繋がることで、仕事の紹介につながることもあります。
どうしても予定が合わず、プロジェクトに対応できない場合は、英語が堪能なほかのフリーランスにお願いして対応してもらうこともできます。Upwork上でYour Networkといった他ユーザーを登録できるところがあります。海外クライアントにリファーラル(紹介)がしやすくなるといったメリットがあります。
他のフリーランサーとコラボレーションをすることで、仕事の幅が広がったり、新しいチャンスに恵まれることもあります。
ポートフォリオや提案書で英語力をアピールする
フリーランスでキャリアを大きくしていくために必要なアピールを英語でもできるようになりましょう!ポートフォリオや提案書はネット検索でサンプルも確認できますので、調べてオリジナルに書いていきましょう。
ライティングの英語力がそこまでなければ、ChatGPTの力を借りつつ、文章をブラッシュアップしていく方法もあります。添削サービスに問い合わせて、添削してもらうこともできます。
英語で提案書を書くときのポイント!
・作業フローを相手がイメージしやすいように書く
例:「私なら○○のようにプロジェクトを仕上げて○○までに納品できます」
・ほかと差別化を図る
例:「私なら国際的な知識、○○の知識に詳しいので、仕事をスムーズに進められます」
例:「○○年間、こんなことをしてきましたのでスキルは身についています」
例:「この業界を通してすでにコネクションがあるので、○○の顧客をターゲットできます」
・業務内容だけでなく、仕事に対する責任感についても書く
例:「一度請け負った仕事は責任をもって最後まで仕上げて納品します。」
例:「タイムマネジメントに優れているので、納品が送れるようなことはございません。」
(世界中にはいろんなフリーランスの人がいるので、痛い目にあったクライアントもいます。改めて責任感があることを書くことで先方からの信頼にも繋がります。)
これらの内容は、フリーランスクラウドソーシングサイトの英語プロフィールページに書いておくのもおすすめです。また、英語プロフィールは、クラウドソーシングのココナラで、実績のある方に頼む方法もあります。
ココナラで頼めるサービス一例:
結論:英語力がフリーランスのキャリアに与える影響
英語力がフリーランスのキャリアにどれだけ影響を与えるのかお分かりいただけましたでしょうか?今こそ、このブルーオーシャンに飛び込みましょう!世界各国の企業やスタートアップと繋がれる上、自分のスキルで世界にインパクトを与えることができます。
何よりグローバル案件はとても大きな実績につながるので、今後日本でも海外案件を任される仕事につける可能性もあります。英語で自分のキャリアを広げることで、年収アップにつながったり、海外移住も夢ではありません!